2020年05月17日
昔は自宅で葬儀を執り行うということが一般的でしたが、最近では近隣への配慮もありますし、十分な広さを確保することができないということもあるので、斎場で執り行うということが多くなってきています。葬儀を執り行っている間、自宅の玄関に忌中のお知らせを貼っておく、ということもよくありました。
しかし最近では防犯面なども考慮をして貼り出さないという場合も多くなってきています。静かに見送りたいということであれば、逝去をしたことそのものを近所に知らせないということもあります。お知らせを貼ってしまうと家族葬だったにも関わらず、見送りに参列をしてしまうという人もいるかもしれません。
できるだけ参列をしてほしくはないということであれば、誰にも知らせないということを考えたほうがよいでしょう。それでも地域によっては玄関に忌中のお知らせを貼り出すという風習が残っているところもあります。自分が住んでいるエリアに風習があれば、それに従うべきでしょう。
若い年齢で逝去をしてしまうとどうしてもお知らせを出すということに抵抗がありますが、後になってトラブルになる可能性もあるので、地域の風習というのは大事にしたほうがよいでしょう。