2019年06月29日

お彼岸に欠かせないぼたもちとおはぎの和菓子

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葬儀を終えてからはじめてのお彼岸の時期を迎えたら、一体何をするべきなのか、特別なことをしなくてはいけないのか気になります。地域により特徴はあるものの、関東でも関西でも基本的なことは同じです。お墓参りに行くことや、ご先祖様に感謝をする期間であり、お墓の掃除をしたり、お線香やお花などをお供えします。

お墓参りに出かけたら、まずは感謝から始まり、最近あった出来事などを報告するなど、たくさんお話をすることです。家にお仏壇やお位牌があるならば、お仏壇をキレイに掃除して、生花を活けて季節の果物やお菓子などをお供えすることです。

お彼岸のお菓子の定番といえば、おはぎとぼたもちはかかせません。もち米と濃厚なあんこのコラボレーションの和菓子ですが、何が違うのかは疑問です。春の時期には牡丹の花が咲いて、秋になると萩の花が咲きます。これらの花が美しく咲くことに、和菓子の名前も由来しているので、あんこのお菓子は花により命名をされている素敵な由来です。

呼び名は異なりますが、もち米を丸めて大量のあんこが付いている、基本的には同じお菓子でもあります。大きな花を付ける牡丹の花なので、大きめに作るのがぼたもちです。小さな花となる萩の花にちなんで、小降りにおはぎは作られます。