あなたは知ってる?親族や身内だけで行う家族葬TIPS

2019年05月03日
今頃の葬儀は葬祭業者の会場で行う場合が多いですが、それでも四十九日が済むまでは自宅に祭壇で骨壺などを安置する慣習が広く残っています。その祭壇を用意設置する場合には祭壇を組み立てると、その上にカバーをかぶせます。
このときにカバーは朱色と銀色の2色の色で構成されています。そのカバーの色は四十九日法要が終わるまでは銀色が上にならないとなりません。というのはその儀式をもって死者が成仏したとみなされるからです。死者が成仏していない場合は銀色で、死者が成仏したら朱色になります。
だから1周忌以降の法要は朱色が上側になっています。この違いをよく把握していないと、なんとなくでいつもの習慣でやってしまって色を間違えてしまったということになりかねないので注意しないとなりません。さてお墓がすでにある場合は四十九日法要で自宅に安置していた骨壺を納骨することが一般的です。
その納骨では地域によって埋葬の仕方が異なります。骨壺ごと納骨する場合もあれば、骨だけ埋葬する地域も存在します。骨だけ埋葬する地域は関西では一般的だといわれますが、いずれにしてもそれらの骨壺や骨はお墓の中で満杯になる時期がやってくるのは避けられません。なので満杯に近づいてきたと感じたら、事前にお寺の住職さんなどに相談するなどして円満解決する方法を模索する必要があります。