2019年02月24日
家族が亡くなり、葬儀を執り行う際に供花や供物などの辞退をする場合は多くなっているようです。亡くなった人を慰めるという意味合いからお供えしたいという人も多いかもしれません。けれども、葬儀の簡素化や葬儀を行う場所の都合などから葬儀の供花は遠慮しますという遺族の意向はきちんと理解する必要があります。
どうしてもお花を供えたいという希望があれば、葬儀後にお供えすることもできます。また最近は、辞退されていなくても直接の持参ではなく、葬祭業者に依頼するのが一般的です。葬祭業者がわかれば連絡して注文することが可能です。
注意すべきことは、葬儀の供花を辞退しているのに気持ちだからといって贈ることはするべきではないということです。勝手ながらご供物、ご供花は一切遠慮しますといった文言が葬儀の案内にあれば、必ず遺族の意向に従うようにしましょう。反対にそれらの断り書きがない場合、これは遺族側が贈られたお花やお供物などは辞退せずに受け取るということを意味しています。このことも把握しておく必要があります。葬儀を執り行う遺族側は悲しみにくれている時に大変なことかもしれませんが、受け取る、受け取らないの意思表示は重要だということは把握しておく必要があるでしょう。