2017年07月07日
「家族葬」とは、会葬者を含まず身内だけで行われる葬儀のことですが、葬儀自体はほとんど一般の葬儀と違いがないことが多く、服装も一般の葬儀同様のマナーがあります。男性は黒の礼服が基本となりますが、礼服がない場合は、最低限黒いスーツと白いワイシャツ、そして黒のネクタイは身につけて行かれることをおすすめします。
できれば黒のスーツもテカリの少ないタイプが良いでしょう。特に見落としがちなのが、スーツのボタンです。金や銀のボタンのスーツは、黒いものに付け替えて置くと良いでしょう。葬儀に参列する際の基本に「光り物」は着用しないといった事がありますので、服はもちろんですが、男性では靴、時計などのアクセサリーや女性はカバンや指輪、ネックレスなどにも注意しましょう。
そして女性の服装ですが、男性同様に礼服が一番のお勧めですが、それがない場合には、黒のスーツスカートやワンピースが一般的です。男性同様に、ボタンや服の素材にも注意して選ぶ様にしてください。また、袖のないワンピースよりも袖があるタイプのお洋服が良いでしょう。
ストッキングは肌色か黒を、男性は黒い靴下が基本です。服に合わせて、髪型やメイクもできるだけ控えめにして、派手なスタイルは避ける様にしましょう。「家族葬」といってもお寺やお墓でのルールや形式に特に変わりはありませんので、勘違いをして柄のついたシャツや、派手な服装で参列することのない様に注意しましょう。