2016年12月24日

仏式で家族葬を行う場合にはお通夜もある

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故人と遺族との最後のお別れの時間を重要視している葬儀を一般には家族葬と呼んでいます。通常の葬儀と異なる点は、参列者の人数だと言えるでしょう。通常の一般葬の場合、家族、親族、親しい友人、知人など以外にも知り合いまでを含めた参列者を募ります。しかし、家族葬は友人、知人などにも声をかけずに家族、親族のみで葬儀を執り行うため、全体的に小規模でシンプルな葬儀になることが多くなっています。

葬儀そのものの流れとしては、一般的なものと変わるところはほとんどありません。しかし、仏式で行う場合、通常と同じよう通夜と告別式があり、僧侶を呼んでお経をあげてもらうことになるでしょう。最近は葬儀に対する考え方も多様化してきているため、宗教的な儀礼は必ずしも必要でないと考えている人が多くいます。また、以前のように葬儀にあまりお金をかけることができないという金銭的な理由もあり、葬儀は小規模化しています。

ただ、世代間の差はあるものの、宗教的な儀礼を用いない葬儀に関しては違和感を抱く人が少なくないので、家族葬においてもお通夜、告別式を行うのが通例となっています。